【初心者向け】WordPressプラグインの選び方5つのポイント

はじめに

WordPressはプラグインを追加することで機能をどんどん拡張できるのが魅力です。
ただし、「便利そうだから」という理由で次々にインストールしてしまうと、サイトが重くなったり、セキュリティリスクが高まったりする危険もあります。

特に初心者の方は「このプラグインは入れても大丈夫?」と迷うのではないでしょうか。
本記事では、安心してプラグインを導入するために押さえておきたい選ぶ際の5つのポイントを解説します。

これからWordPressを始める方も、すでに運用中で見直したい方も、ぜひ参考にしてみてください。

1. 利用者数・評価を確認する

プラグインを検索すると同じような機能を持ったプラグインが多数表示されます。
その中からプラグインを選ぶ時の基本は、どれくらいの人に使われているか、評価はどうかをチェックすることです。

    WordPress公式ディレクトリには「有効インストール数」や「レビュー評価(★の数)」が表示されています。

    • インストール数が多いプラグイン → 世界中で利用され、信頼性が高い
    • レビュー評価が高いプラグイン → ユーザー満足度が高い
    • 更新情報が頻繁 → 開発者がしっかりメンテナンスしている

    逆に、インストール数が極端に少なく、レビューもほとんどないプラグインは避けたほうが安心です。

    初心者のうちは、「利用者が多く、評価も安定しているプラグインを選ぶ」という基準で選べば失敗しにくいでしょう。

    2. 更新頻度が高いかを見る

    プラグインは、WordPress本体のアップデートに合わせて定期的にメンテナンスされる必要があります。
    もし更新が長期間止まっていると、セキュリティ上の脆弱性を放置してしまう危険や、新しいWordPressのバージョンで動作しないリスクが高まります。

    チェック方法は簡単で、WordPress公式ディレクトリにある「最終更新日」を確認するだけです。
    目安としては、数か月以内に更新されているプラグインを選ぶと安心です。

    逆に、1年以上更新が止まっているプラグインは避けたほうが無難です。
    どうしても必要な場合でも、代替プラグインがないか検討したほうがよいでしょう。

    「定期的に更新されている=安心して使える」という意識で選ぶことが大切です。

    3. 自分のWordPressバージョンに対応しているか

    プラグインを選ぶときは、今使っているWordPressのバージョンに対応しているかどうかを必ず確認しましょう。
    対応していないプラグインを導入すると、サイトがエラーを起こしたり、表示が崩れたりする原因になります。

    公式ディレクトリでは、各プラグインのページに「対応するWordPressのバージョン」が明記されています。
    そこに「お使いのWordPressのバージョンと互換性あり」と表示されていれば基本的に安心です。

    また、WordPressは定期的にアップデートされるため、プラグインが最新版に追随しているかどうかも重要なチェックポイントです。

    「便利そうだから」と安易に入れるのではなく、自分の環境に対応しているかを確認することが、トラブルを防ぐ第一歩になります。

    4. 機能が重複していないか

    プラグインは便利ですが、似たような機能を持つものを複数入れるとトラブルの原因になります。
    たとえば、同じようにキャッシュを扱うプラグインを2つ導入すると、処理がぶつかってエラーが起きたり、サイトが極端に重くなったりすることがあります。

    また、セキュリティ系やバックアップ系も「多ければ安心」というわけではありません。
    むしろ競合によって正しく機能しないケースがあるため、1つの用途につき1つのプラグインを選ぶのが基本です。

    導入前に「すでに同じ機能のプラグインを入れていないか」を必ず確認しましょう。
    シンプルに整理しておくことで、WordPress全体の安定性も高まります。

    5. 必要最小限にとどめる

    プラグインは便利ですが、入れすぎると動作が重くなったり、不具合の原因になったりします。
    特に初心者のうちは「便利そうだから」と気軽に追加してしまいがちですが、必要以上に増やすのはおすすめできません。

    大切なのは、サイトの目的に合ったものだけを導入することです。
    「デザインを整えるため」「セキュリティ対策をするため」「問い合わせフォームを設置するため」など、目的が明確であれば必要なプラグインも自然と絞られていきます。

    また、不要になったプラグインは停止するだけでなく、アンインストールして削除するのがベストです。
    使っていないプラグインを残しておくと、それだけでセキュリティリスクになるからです。

    「便利だから」ではなく「必要だから」という視点で、プラグインを選んでいきましょう。

    まとめ

    WordPressはプラグインを導入することで自由度が高まり、とても便利に使えるようになります。
    しかし、選び方を間違えるとセキュリティリスクやサイトの不具合、表示速度の低下といったトラブルにつながることもあります。

    今回紹介した5つのポイントを意識しておけば、初心者の方でも安心してプラグインを導入できます。

    • 利用者数や評価を確認する
    • 更新頻度が高いものを選ぶ
    • WordPressのバージョンに対応しているか確認する
    • 機能が重複しないように整理する
    • 必要最小限にとどめる

    「どのプラグインを入れるか」よりも、「どう選ぶか」 を意識することが大切です。
    それだけでトラブルを大きく減らし、安定したサイト運営につながります。

    最後に

    プラグインはとても便利ですが、選び方や管理を間違えるとトラブルの原因になることもあります。
    「どのプラグインを入れるべきか迷っている」「すでに入れすぎて整理できていない」という方も多いのではないでしょうか。

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