【保存版】お問い合わせが来ない会社のホームページの特徴7選

はじめに
ホームページはあるのに、ほとんど問い合わせが来ない。
実は、こうした悩みを抱えている会社は決して少なくありません。
この場合、「集客ができていない」「SEOが弱い」と考えがちですが、実際にはその前段階で、サイト自体が“問い合わせを止めてしまっている” ケースが多く見られます。
しかもその原因は、専門的な技術不足ではなく、「伝え方」「見せ方」「配慮」の問題であることがほとんどです。
本記事では、実際の現場でよく見かける
「お問い合わせが来ないホームページの共通した特徴」 を7つ紹介します。
いくつ当てはまるかをチェックしながら、自社サイトを見直すきっかけとして読んでみてください。
1. 何をしている会社かが一瞬で分からない
ホームページを開いて最初に表示されるファーストビューで、業種やサービス内容がすぐに分からないサイトは少なくありません。
抽象的なキャッチコピーだけが大きく書かれていて、「結局、何の会社なのか?」を考えさせてしまう状態です。
ユーザーは基本的に考えてくれません。
一瞬で理解できなければ、そのまま離脱します。
まずは 「誰に」「何を提供している会社か」 が一目で伝わるかを確認することが重要です。
※この点は、
「問い合わせが増えるホームページのアイデア10選」
の記事でも詳しく解説しています。
2. 情報を詰め込みすぎて、結局何が強みか分からない
あれもこれも伝えたい気持ちから、サービス説明や会社紹介が長文になってしまうケースも多く見られます。
専門用語が多く、説明が続くと、読む側は 「結局この会社の強みは何?」 と感じてしまいます。
問題は情報量ではありません。
整理されていないこと が問題です。
- どんな人の
- どんな悩みを
- どう解決できる会社なのか
この軸が整理されていないと、「頼む理由」が見えず、問い合わせにはつながりません。
3. お問い合わせまでの導線が分かりづらい
ページを読んだあと、「次に何をすればいいのか」が分からないサイトも多くあります。
問い合わせボタンが小さかったり、どこにあるのか分からなかったり、そもそもCTA(行動の促し)が存在しないこともあります。
この状態は、ユーザーに判断を丸投げしているのと同じです。
ホームページは 読ませて終わりではなく、行動まで導く設計 が必要です。
4. お問い合わせフォームの入力ハードルが高すぎる
お問い合わせフォームの項目が多すぎると、それだけで離脱の原因になります。
初回の問い合わせにもかかわらず、電話番号や住所、詳細な情報を必須にしてしまうと、ユーザーは「重い」「面倒」「怖い」と感じます。
本来、最初に必要なのは 連絡が取れる最低限の情報だけ です。
後で分かる情報を、最初から求めてしまっているケースは非常に多いです。
5. 信頼できる材料が不足している
実績や事例が載っていなかったり、会社の人の顔や背景が見えなかったりすると、文章だけで信頼させる必要が出てきます。
特にBtoBの場合、「どんな人が対応してくれるのか」 は重要な判断材料です。
- 実績
- 事例
- プロフィール
- 写真
こうした要素がないと、「ちゃんとしていそうだけど不安」という状態のまま、問い合わせされません。
6. 価格が一切分からず、不安だけが残る
価格がまったく分からないサイトも、静かに比較対象から外されがちです。
問い合わせしないと金額感が分からない場合、ユーザーは「高そう」「予算が合わなそう」と想像してしまいます。
実際には高くなくても、 価格がない=高そう という心理が働きます。
正確な金額でなくても、目安や価格帯を示すだけで、不安は大きく減らせます。
7. お問い合わせ後の流れが想像できない
問い合わせ後に、
- いつ返信が来るのか
- 料金はいつ発生するのか
- 営業されるのか
こうした流れが分からないと、「問い合わせ=リスク」と感じられてしまいます。
結果として、「もう少し後でいいか」と先延ばしにされ、行動されません。
事前に流れを説明するだけで、 問い合わせの心理的ハードルは大きく下がります。
まとめ
お問い合わせが来ない原因は、会社の能力やサービスの質が低いからではありません。
多くの場合、
「ちょっとした配慮不足」
「迷わせているだけ」
というケースがほとんどです。
専門知識がなくても、改善できるポイントは数多くあります。
まずは、今回の7つの中で当てはまる点を1つでも見直すことが重要です。
最後に
「どこが問題なのか分からない」
この状態が一番もったいないと感じます。
第三者の視点で見ると、改善点は意外とすぐに見つかることも少なくありません。
大きなリニューアルをしなくても、 今あるホームページを活かす改善 だけで結果が変わるケースも多くあります。
気になる点があれば、「ちょっと見てほしい」くらいの感覚で、気軽に相談してください。
